ホーム













  

学生、研究員の募集について

許研配属を思案中の3回生の皆さんへ

 このメッセージを通じて、許研がどんな研究室なのか、知ってもらえればと思います。時間がある人は最後まで全部読んで下さい。そうでない人は太字の部分を読むだけでも大丈夫です。

 
長引く不況が学生の就職を難しくしています。良い大学を卒業しさえすれば、後は安泰という時代ではありません。社会が求めているのは、高い専門知識を身につけ、幅広い視野を持ち、自らの頭で思考を組み立て、自発的に問題を見出だして、それを解決し、コミュニケーションが円滑にできる、言わば総合的に優れた人材です。許研はこのような人材の育成を目標としていますし、研究室はそのトレーニングの場です

 研究とは正に、問題を見出だいて、解決していく過程そのものであり、皆さんがこれまで学んだ受動的な教育とは異なります。これまでに得た知識を基に、自分の頭で考え、未知の問題や未解決の問題を見出だして、その解決法を発案し、実験や検討を重ねて問題を解決へと導く。そうすることで、今までとは質の違う知識が身に付いていきます。

 
許研が研究対象とするナノ化学システム工学(Nanofluidics)という最先端の学問領域は、科学的に未知あるいは未解決な問題がまだまだ沢山存在します。つまり、問題を見出だし、解決する力をつける絶好の機会が十分にあるということです問題を発見することと、問題を解決することとでは、前者の方がずっと重要かつレベルが高いのですが、許研では、一つ一つ段階を踏んで能力を高めていくよう指導しています。卒論の段階で、まず問題解決能力を養い、大学院に進んだ後の研究で、問題発見力を含めた総合的な能力を養っていきます。

 ナノ化学システム工学(Nanofluidics)研究領域において、許研は他に無い独創的な研究で成果を挙げています。でも、この領域に関する最新の知識と技術にあまり明るくない…と不安を感じている学生の皆さん、心配することはありません。実際、許研の研究実績は所属学生の頑張りによるところが大きいですが、学生も最初に領域に関する最新の知識はほとんどありませんでした。知りたいという気持ちさえあれば、メンバーになる資格ありです。皆さんが3回生なら、研究人生はまだ白紙、つまり無限の可能性があるということです。許研で研究領域に関する最新の知識と技術を身につけることできるだけではなく、研究領域をさらに発展させる新しい知識と技術の創出もできます。
許研での数年の研究生活を経た後、皆さんは理想とする自分の姿を実現し、領域の専門家になっていることを保障します。

 許研では、「ナ ノ」・ 「バ イオ」・「化学」の融合(NanoBioChem Integration)で新しい化学工学を切り拓く研究に取り組んでいます。皆さんが異分野融合に興味があれば、許研で自分の力を発揮するチャンスがあります。許研では、その学生が興味のある学問を優先した研究活動を奨励する方針ですので、異なる研究テーマを持った先輩や後輩達と一緒に過ごしているうちに、いつの間にか皆さんの学術的視野も広がっていきます。

 
許研の研究成果は、著名な国際学術誌に多数掲載され、新聞やニュースサイトなどの主流メディアにも取り上げられています。学生も国内外の学会に積極的に参加しています。研究活動の一環として、研究成果を簡潔明瞭に世界に発信するこれは非常に重要なことです。そのために高いプレゼンテーション能力が必要となりますが、この能力こそが会社でも学術分野でも強く求められているものです。許研では、この点を意識した学生指導を行っており、例えば異なる学問背景を持った他の研究室との合同ゼミなどでは、許研の学生の発表は面白くて分かりやすいと評価を受けています。

 先述した通り、研究とは「自ら進んで」問題を発見、解決する過程です。
許研では強制的な管理指導は行わず、コアタイムもありません。学生は自分の生活リズムで自分のスケジュールを管理します。許研は「楽しく研究しよう」がモットーです。学生の研究への興味を尊重すると同時に、サークルやバイトといったプライベートの時間を犠牲にするような研究生活は全くお勧めしません。また、研究室内には机や書棚、パソコンなどを備え、学生それぞれが独立した思考と研究ができるスペースを提供しています

 
教員の私、許岩が外国人なので、意思の疎通を懸念している皆さん、これも心配いりません私は普通に日本語が話せますし、学生との会話は常に日本語です。最近は、「先生むっちゃ関西弁やん」と学生に言われています(笑)。日本の文化や歴史に関する知識は日本人より豊富だとお世辞を言ってくれる研究仲間もいます。英語にも自信があります。許研ではゼミの一部を英語で行っています(強制ではありません)。英語の必要性はいまさら語ることもありませんが、英語力を高めたいと思っているのなら、許研への配属は悪くない選択だと思います。許研では、国際学会に参加するチャンスが何度もありますから、日頃コツコツと身に付けた英語でのプレゼン能力は、国際学会という発表の場でも役立つことでしょう。もちろん、中国語に興味がある人は、私を中国語の先生としてもらって構いません。

 
修士課程修了後の進路が、就職なのか博士課程なのかは問いません。自分の能力を磨いて社会へ貢献したいという気持ちがあれば、それで十分です現在、許研の卒業生は化学品メーカーや自動車部品メーカー、化粧品メーカーなどの一流企業で活躍しています

 皆さんとお会いして、そして一緒に楽しく研究できる日を心待ちにしています。



許研を見学しませんか。
許研を見学してみたい方は、気軽にご連絡ください
許研を見学した学生の感想は、このページの下方です。


許研では大学院生を募集しています!

 大阪府立大学の学生に限らず、他大学や社会人の方も歓迎いたします。随時ご相談ください
大学院入試案内


ポスドク、学振研究員

学振特別研究員(SPD・PD・RPD)での応募を大歓迎いたします。


研究室を見学した学生の感想

H24年度「ナノ科学のすすめ」講義で、ナノ科学・材料研究センターの14研究室を見学した学生からもらった許研への感想文を紹介します。(設問:「ナノ科学のすすめ」の講義で学習した内容で印象に残っていることについて記述してください。)
  • ガラス基盤に溝を掘ってそこで色々するやつです。また、最先端医療にも関係しているということ。
  • どの研究内容もスケールが大きくて魅了されてしまった。特にマイクロチップに関する講義は非常に興味深く、あの小さなガラスの板を用いて人のわずかな体液から色々なものを分析されるという技術には非常に驚いた。
  • マイクロチップで汗などでも測定できるように研究がされていること。
  • マイクロバイオチップがあの大きさで実験装置や検査機の役割をはたすことができるというのを聞いて印象に残った。
  • 許研究室の化学修飾したデバイスを用いた医療診断が自分のしたかった研究と近かったために面白みを感じました。
  • 許先生のナノチップの話。
  • 許先生のバイオチップによって、本来なら数日かかる検査が数分で完了できること。
  • 高速流体の溶媒によるマイクロチップ。授業の内容をなんとなく覚えていたが、その時見ていたチップよりももっと単純化したチップがあって驚いた。
  • 英語で行う授業があったこと。
  • 化学、物理の分野を超えて、マイクロチップや顕微鏡など、様々な方法で医学・薬学・エネルギーなどにアプローチしていることに興味を持てた。また、自分の将来の研究生活についても少しだけイメージが持ててよかった。
  • 一枚のバイオチップで分子レベルで検別し、分かる事ができること。
  • ○○○○とマイクロバイオチップが面白かったです。
  • ナノスケールでのチップを作成していた研究が印象に残った。仕組みはよく分からないが、口蹄疫の検出に役立ったなど、実際に効果を発揮していることに感動した。
  • 許先生の講義が印象に残りました。ナノレベルの分析をすることにより、少しの試料から多くの情報を得られるというのは、今後どの分野でも応用されると思いました。
  • 許岩先生のナノテクノロジーの手法を利用して分子創造・界面制御、デバイス開発を包括したバイオマテリアルの研究。
  • バイオマイクロチップの講義で、従来よりもかなり短い時間でさまざまな物質を検出できるのがとてもすごいと思った。
  • バイオチップについて、もっと多様化されるのが楽しみだと講義を聞いて思いました。
  • 許研のバイオチップ。英語の講義が特に印象的。(聞き取って理解は難しかったが)。
  • ...... ......

H23年度「ナノ科学のすすめ」講義で、ナノ科学・材料研究センターの12研究室を見学した学生からもらった許研への感想文を紹介します。(設問:「ナノ科学のすすめ」の講義で学習した内容で印象に残っていることについて記述してください。)

  • 許先生の医療デバイスに関する講義が一番印象に残っている。とりわけ生物や化学を専攻していなくても、楽しそうに研究している先輩もいたので、自分でもこういった医療に関する研究ができるかもしれないと思った。全体を通じて「ナノ」であることによって得られる特性に驚いた。
  • 許先生のバイオチップが最も印象に残っている。自分の学科と関連している上に、実際に研究室見学をして、装置の開発、商品化していることを学び、自分の研究が他の人にも使える形になっていくのは興味が湧く。
  • 許先生や〇〇先生のような医療に関係する研究をしておられて、自分の研究が使われている事が実感できそうでおもしろそうだと思った。最先端で行われている研究もあって、活躍できそうだと思った。
  • バイオチップ:許先生の研究内容が興味深かった。
  • 許先生のところでガラス基板をミクロなスケールで裁断し、その間に様々な物質を分離する装置を開発していることなどです。
  • マイクロチップの話が印象に残った。医療分野で応用され、実際に使われているものだったので興味を持てた。
  • 府大の設備がしっかりしてて(クリーンルーム等)驚きました。 許先生のところの松本さん(B4)の研究が素晴らしかったと思います。「世界初」というのが研究のおもしろいことろだと思いました。
  • 許先生のバイオチップ。バイオ系と化学がどのように結びつくのかわかって面白かった。
  • クリーンルームについても非常に興味深いです。どういった仕組みでチリやホコリを取り除いているのか気になります。
  • バイオテクノロジー(許研)です。生徒と先生の呼吸が非常に合っていました。研究分野も非常に興味がありました。
  • 化学系なので、やはり化学に関連した講義内容が印象に残っています。〇〇や〇〇、〇〇、化学マイクロチップなどです。
  • マイクロデバイスや〇〇など、自分の学科でもやっている研究分野があり、興味をもった。また、自分の学科の研究分野以外にも楽しそうな、少しやってみたいと思える内容のものがあった。
  • 最後の研究室見学。中でも許先生、〇〇先生のバイオ化学の分野が面白かったです。化学技術が人間の体へも応用されているのが、聞いていて楽しかったです。
  • ...... ......

▲pagetop